元英語教員です。地方公立大学や関西の私大でビジネス英語や英会話の授業、英語プレゼンの授業を担当していました。今は、英語教員ではありませんが、関東の私大でメディアを専門に教鞭をとっています。

高校卒業後、渡米し、コミュニティーカレッジでの学びを得て、4年生大学で学士を終了しました。日本帰国後に大学院を修了後、英語教員として生計をたてようとしていたのですが、原子力ムラならぬ英語ムラがあることを知り、日本の語学教育界隈に幻滅してしまいました。英語が必要、外国語学習は大事と叫ばれる一方で、日本の外国語学習、教育に大きな問題があることもわかったので今ではプラスの経験だと思うように。

6年間英語の授業を受けて入ってくる学生達は、英語で応対するなんて嫌だし、もう英語なんてやりたくない。そんな学生を対象に英語を教えるのですが、同時に、日本の大学はどこもグローバル化を叫び、英語一辺倒。英語が話せない人達が、がむしゃらに外国語教育改革をすすめる状況。その中で外国語を習得する上ではどうでもいい対立構造「文法をきちんと講義するvsピーチクパーチク会話派」といった変な議論を、大学の先生達が勝手にやっている。それで授業が良い方向へと改善する気配は一項に感じられず限界を感じて英語教員はやめました。今は自由になり、逆にこれまでの経験を活かせることができればと思っています。

ここで共有する内容が、語学学習で苦労した人の糧になれば幸いです。また自分の経験だけではなく、英語教員をしていた際にお世話になった先生達の助言、外国語教育方法に関する最新の研究も踏まえてきちんとした情報を共有していきたいと考えています。また親がスペイン語教員で過去に海外からの留学生に日本語を教える仕事もしていたので、語学学習をすすめるには恵まれた環境で育ってきたので、そこで取得した学習方法も共有できればと思います。かくいう本人は、親の仕事の関係であっちこっちを移動することになり、日本の言語感覚はぐちゃぐちゃな時期があり、日本語も学習せざるをえない状況がありました。生まれてから今までもずうっと言葉の学習をせざるをない。

語学学習に近道はなく、時間とお金がかかることもあります。同時に、より良いやり方で継続していけば、身につくスキルでもあります。スキルということは、技能であって、才能じゃないです。上手い下手はありますが、練習すれば身につけることができます。お金と時間を膨大にかけなくとも、一定のレベルまでであれば、日常のことであれば、話せて、書けて、聞けて、読めるレベルまでいくことが可能です。ただ、簡単じゃありません。モチベーションを維持して継続しないといけないもの。きついですよね。やらなくてもいいこでもある。たほうで、グローバル化がすすみ、デジタル化が進んだ今の状況では、母国語以外の言語を習得していたほうが様々な選択肢が増えるのも事実です。本サイトが外国語学習を進めようと思っている人の励みになればと思っています。

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